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書くことないから夢のこと。

踏切沿いのコンクリート道を自転車で迷う。駐輪場の看板は錆びて読めなくなっていた。


デパートに着いた。

入り口は大きく開かれていた。轢かれないよう駆け足で入る。


延々と伸びるエスカレーター。階段の隙間から覗くイベントホール。

非常階段は灰色、最上階行きのエレベーターは黒く息苦しい。

レストランはカフェタイムだったので、景色を見ながら白いケーキが食べたかった。

ガラス張りの角を曲がれば美しい香水が並んでいた。どうやって出るのかわからない。

服と液晶と人と光がどこまでもあった。


薄暗いスーパーマーケットがあったので休憩した。

背の高い陳列棚の最上、ストックの箱が取れないと店員が困っていた。

シャボン玉と変身セットが欲しい子どもとすれ違う。

野菜を買わないといけない。


エスカレーターを飛び降りた。

外はパレード。信号が点滅していた。風船は追いかけても届かない。降り注ぐ紙が視界を遮る。

同行者だった人たちが何か喋っていた。別行動になるようだ。

レンガの大通りに、冷たく静かな地下鉄への入り口がポッカリとあいていた。




 

夢の中の景色ってなんでこうも印象深いのに出力しずらいのか



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